混沌くん

愛しのアイリーンの混沌くんのレビュー・感想・評価

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)
3.6
42歳まで恋愛を知らずに生きてきた岩男は、周りからのプレッシャーや田舎の重圧に耐えかね、フィリピンで嫁を買う。

その嫁アイリーンがきっかけで岩男は様々なことに巻き込まれていく。

もがけばもがくほど深みにハマっていく沼のようなストーリー。

ジャケからの想像は難しいがまあまあの地獄映画。

田舎、家族、年齢、性別、様々なしがらみを嫌〜な台詞回しとカメラワークでねっとり表現してあった。
最後は“愛”に昇華していくのも良い。

原作者の新井英樹さんの漫画が好きで見たが、監督吉田恵輔さんなんやな。『空白』がさらに楽しみになりました!
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