おぶさん

愛しのアイリーンのおぶさんのレビュー・感想・評価

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)
3.5
吉田恵輔監督らしい

それで幸せになったの?
って、考えさせられる

いつも、そんなラスト

多分…笑わせたいシーン?
あったけど、人間の醜い
部分がこの上なく汚く描かれて
ちっとも笑えなかった

嫁の来てもない過疎地域
42歳まで独身で恋愛も知らず
親と共に生きてきた岩男

思い切ってフィリピンで
嫁を買って帰ってくる
言葉が通じないアイリーン
彼女と生活を共にしながら
少しづつ、愛情を育んでいく

過疎地域で生まれ育った
岩男の母親は彼女を認めず
ヤクザにアイリーンを
身売りしようとする
岩男はヤクザからアイリーンを
奪い返す中で、ヤクザを殺してしまう

そこから少しづつ
岩男の様子が変わっていく

家族を幸せにするため
お金が必要で、日本人と
結婚したアイリーンは
幸せそうに見えなくて

ずっと心を殴られていて
気持ちが悲鳴をあげていた
映像を見続けるのが
悲しくてしんどかった

2度見る事はない映画です。
おぶさん

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