彼の名は私の中では
原爆を作った人＝落とした人
小学校の夏休みにある出校日
必ず原爆の授業があった
ある男の子の言葉が
今でも心に残っている
僕の祖父や父は北九州に住んでいました
長崎に落とされた原爆は
初めは北九州に落とされる予定でした
北九州に落とされていたら
祖父や父は、きっと死んでいて
僕は生まれてくる事は無かったと思います
でも、北九州に落とされていたら
長崎にいる人達は今でも生きていたり
新しい命が生まれていたと思うのです
だから、何があっても原爆は
落としてはいけなかったと思います
ドイツやソ連に負けないための
核開発だったのでしょうが
いつの間にか、降伏しない日本に
力を示すため使われた
原爆を造ったオッペンハイマーの伝記で
どこまでもアメリカ中心の映画
なので、日本で原爆が落とされたシーンや
その被害状況は伝えられなかった
割り切って見なくてはならなかったけど
小さい頃から原爆の授業を受け
広島、長崎の原爆資料館を何度も訪れた
私には理解ができなかった
映画の中で
日本に原爆を落とす事を
正当化していたオッペンハイマー
しかし後半ではその事を否定していた
今年のアカデミー賞受賞
そうだね
アカデミー賞は
アメリカのアメリカ人の為の賞だったね
日曜の朝一の回で見たので
お客様は少ないかと思っていたら
思いの外、多くて驚いた
それも若い人が多かった
他の人は、どう感じたのか
聞いてみたくなった
