愛しのアイリーンのsouのレビュー・感想・評価

登場人物は全員目先の事しか考えていない。
直情的な暴力と性衝動に何一つ共感するものは無かったけれど、恐らくそういう映画ではないのかもしれない。

虚無感と自暴自棄のエネルギーは、取り返しのつかないことをしてしまう為の強い力を持ってしまう。周囲との対話と、誠実なコミュニケーションは大切だ。
中盤、アイリーンと岩尾の心の距離が縮まっていく描写が最高。
国際結婚ってこんな感じなのか…！と勉強になった。