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愛しのアイリーンのiのレビュー・感想・評価

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)
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9/26 シネクイント 登壇者 吉田恵輔監督、山下敦弘監督、松江哲明監督

一切の前情報なしで鑑賞。上映後のトークショーで、司会進行の方が「皆さん、原作者の新井英樹さんがご出演してらっしゃったのはお気付きになり、、ました、、よね?」と仰り、周りも「ウン、ウン」と頷いていた時に自分の無知さを改めて痛感した。何を隠そう原作者の新井英樹さんを知らない。もう無知も無知の状態で鑑賞した(まあ基本的に前情報一切なしの方が個人的に好き)。まあ普通に面白い。笑えるシーンが沢山あって、結構な回数クスッと笑った。恐らく全員笑っていたと思う。それくらい笑い所が多いからか、笑いが麻痺してるのか、客層なのかは分からないが、「え?ここで笑う?」「結構シリアスじゃない?」みたいなのはあった。けど上映後のトークショーで、山下敦弘監督が「お客さんは結構声出して笑ってましたけど、僕は最初から悲しくて悲しくて(寂しくて寂しくて?辛くて辛くて?)」的なことを仰られて、自分の雑魚具合を痛感した。作品もオススメな面白さだけど、トークショーも面白かった。監督同士の話は、「ほうほう」「はあはあ」の連続だし、作品と同じく吉田恵輔監督の「やりたいことをやる!」「言いたいことを言う!」的な感じで、伊◯谷◯介のジ◯ジ◯病トークとかは「来て良かった」と思うレベルだった。吉田監督本人も仰られていたけれど「自分がやりたいことやる。それがダメだったら〜」なスタイルは格好良かったし、だから面白かったんだと思う。トークショー終了後は、御三方ともロビーでファンの方や知人の方などとお話をされていて、近くていいな〜な雰囲気。人見知りで、尚且つ三宅監督事件後間もない自分は話しかけなかったが、山下監督がしっかり眼を見て、「よろしくお願いします!」と近日公開予定の『ハードコア』のポスター?を手渡ししてくださったので、是非観に行かせていただこうと思った。気になっていたのに加えてだからね。因みに入場時に山下監督が客席から出てきて、前の人と一緒に「おっ!」ってなった。P.S.映画観る前にブラホでガッツリニンニク喰らうというモラル欠如プレイしたけど、両サイドが空席だったから良かった。
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