ベンチに1人座りタバコを吸う男の近くには猫。その男、本屋に行って自分の漫画が売れるように目立つ場所に置いたり…フラフラしていた為、娘はクラスメイトに父親をからかわれたりしていた。
そんな娘は学校帰りに猫を連れて帰る。
高畑寿々男 / トラさん(Kis-My-Ft2 北山宏光)売れない漫画家。猫が大嫌いなのに猫の漫画「ネコマン」を書いている。ギャンブル好き。
高畑奈津子(多部未華子)寿々男をスーちゃんと呼ぶ妻。スーパーでパートもし寿々男の仕事も手伝う。いつも笑っている。
高畑実優(平澤宏々路)寿々男の娘。
裁判長(バカリズム)1ヶ月で過去の愚かな人生を撤回するよう寿々男に言い、猫にする。
ホワイテスト(飯豊まりえ)白猫。
他出演者→要潤他。
他登場人物→漫画担当者、他漫画家、誘惑ネコとその彼氏や仲間、
「明日が過ぎればあなたは死にます」
猫が出てくる映画だと思ってたんだけど、猫の着ぐるみきた人間が猫として出てくる映画だった。でも、人間達からは猫に見えるって設定。何か新しい感じもしつつ古くさいような安っぽいような…。
授業参観、たい焼き、貧乏、無保険、景色のいい展望台、3月3日、ネコマン11巻の結末も印象的。
凄いな…こんなクズ男なのに家族に大切に想われてるなんて!。程度によると思うんだよな、お金がほぼない男は無理だ〜。奥さんがガッツリ稼いでるならまだ良しだがパートだしねぇ。保険入ってないで亡くなって貯金もなくて子育ても大変だろうし、私だったらどうやって生きてきゃいいの!ってなるよ。
人柄いいのか?でもギャンブルするんでしょ?奥さんのお金や娘のお年玉も使っちゃうような人ってだけで人柄いいと言えるか?。絵の才能あるんだから頑張れよ!って生きてる時は思っちゃいましたねぇ。
でも、本当に好きになった人に対しては、お金がなくても漫画が売れなくても笑って過ごせるもんなんでしょうかね?。
いつどうなるかわからない人生だからってのを伝えたいのは分かるが私なら笑って過ごせねぇ〜って思ってしまった。
映画らしい映画って感じで、うまくいきすぎって感じでは、ありましたが、まぁ綺麗にまとまってていいんじゃないでしょうかって感じ。
バカリズムの役はハマっててとても良かった。子役の女の子は宮崎吾朗監督の「アーヤと魔女」の主役のアーヤの声を担当した子みたいですね。
「私達猫にしか見えないものがある」