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カツベン!のMKのレビュー・感想・評価

カツベン!(2019年製作の映画)
1.8
大正時代に存在した活動弁士?なるものを描いた作品。
良くも悪くもいい加減だったと描写されることの多い時代、弁士に憧れた挙句偽りの弁士にしかなれなかった青年とその周りの人々の人間模様を扱ったドタバタ喜劇という感じかしら。

とにかく俳優が豪華。そんな贅沢な食材を使ったフルコースはなんだか食傷気味。

これでもかとあんまり笑えない笑えるシーンがふんだんに盛り込まれているのだけどどれも決定力不足な印象。
幼なじみとの感動の再会&恋話とか青年の夢を掴み取った挙句の圧巻の舞台とか?
コテコテ風なのにそういう鮮やかな回収はなくて、なーんとなく観終わってしまった。あとチャリのシーン長すぎかなぁ。

最後の写真?なんて全然上手くいってないと思ったし笑えないし感動もできなかったな。

成田凌君は作品ごとに魅力アップ。
一瞬、マジでブラピがよぎった。
大監督に抜擢されたわけだしさらなる飛躍に期待。

あとはなんといっても黒島結菜ちゃん!
いろんな作品で見かけるけどますます魅力的な表情だこと。
こちらもポスト満島ひかりとして勝手に応援中!
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