一言で言うと、カオス。
展開が読めずハラハラ感があり、目が離せなかった。一方で、伏線回収できていないような…。疑問が残る終わり方で、モヤモヤ。
田原が幼少期に見た女の子は?あの子がチサちゃん?
チサちゃんはこの世界にいていいの?
野崎の過去は?子供との関係は?
琴子は祈祷後どうなった?
香奈の性格が一変したのは、取り憑かれたから?あれが本性?
香奈をたぶらかした男は、何をどこまで把握していた?背中の傷の意味は?
結局、何が「来る」の?
わからないことばかり…
妻夫木聡さんの映画だと思って観たら、大間違い。
黒木華さんと小松菜奈さんに持ってかれた。もはや前半どうでもよくなる。
黒木華さんの、二面性のあるような一筋縄ではいかない演技が好き。これが本性なんだよって堂々と見せつける感じが良い!
松たか子さんの黒髪美女風ミステリアス、なんか斬新で良かった。松さんにしては珍しいビジュアルかも。
役者さんたちの、普段のイメージとは異なる演技を楽しむにはいいかも。