ヘビメタおやじ

来るのヘビメタおやじのレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
2.5
2063本目。前半の、日常を侵食する恐怖はなかなかです。特に、妻夫木さんの夫の愛情のなさが、一番のホラーに感じました。誰の心にも少しはある部分だけに、自分を振り返ってしまいました。後半のお祓い場面で、作品が破綻します。松たか子の霊媒師が取って付けたようで、見ている側が恥ずかしくなる感じです。映像はスペクタクルにしなくてはならないので、そのために、ホラーには残念になる作品が多い気がします。