地上の家族の生活のため、 一人EDEN(天上都市)に移住し働いている男。 あるとき、男の故郷が天上都市の侵略の標的となり、 跡形もなく焼き払われてしまう。 天上都市の民は日常的に起きる遠い世界の殺戮のさまを ただ興味もなく眺めていた。 故郷と地上の家族を失った絶望のなか、天上都市を抜け出した。 自分の家があった場所へ向かう途中、男はあるものを目にする。 それは娘に渡したはずのペンダントだった。 一縷の望みを賭けて地上に降りてきた男だったが、その希望も潰えた。 何故こんな悲劇が起きてしまったのか。 だんだんと男の心は憎悪に染まっていく・・・