このレビューはネタバレを含みます
見えないけど何かが…っていうジャパニーズ・ホラー的でめっちゃ怖い前半と、突然チープになる後半のギャップよ〜〜。もっとよく分からないままでもよかった。ラストにかけて話まとめる感じなので怖さが半減したかも。
超常現象的なホラーというよりも。宗教団体の教祖、毒親の連鎖、「健康体でなければ…男子でなければ要らない」というメッセージ、アニーの怒鳴り声、遺体のミニチュア…ジワジワとした狂気が全体を包んでいる。
パパ視点で見ると降霊もされていないし、墓を掘り返したのもパパの指摘通りアニーだと思われる(爪に土が)。
機能不全に陥ったのではなくて、最初から機能不全家族だった。それをホラーの側面から描いたらこうなるのかな、と。
ただ、公式には普通の(?)超常現象としての解説しかないので監督の真意が気になるところ。
痛い度★★★☆☆
現実感ゼロなのでまだ見れるかなあ。でもグロい。