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ヘレディタリー/継承のbibliophageのレビュー・感想・評価

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
3.2
一昨年も映画館での映画納めがドント・ブリーズ、今年はこの作品。
どうしでも映画館で見たくて、ちょっと遠出してしまいました。

起承転結の起、トレーラにもありますが家長たるお婆さんが亡くなります。
娘アニーが葬儀の席で、母はよくわからない人でしたという内容のスピーチをします。
郊外の人里はなれた森の中の家でアニー、夫・スティーブン、息子・ピーター、娘・チャーリー
の4人で暮らすことになります。アニーはミニチュア模型の作家。
個展を控えているらしい。その上、亡くなった母の闘病中の様子なんかの模型を作っています。

起、は見ているわれわれが何を怖がってこの映画を見れば良いのかわからないのです。
空気が淀んでいる感はありますが、不安感は煽られますが、どこへ向かうのかさっぱ
りわからな作りになっています。

承、であるインパクトのある事故があり急展開、家族と母の崩壊へと向かいます。
こっちの方向!?ビターな家族の話と思っていると…

転、最悪の食卓 程度の差こそあれ、こんなことってありますよねー。うちだけ?

結で、え!、そっちーとなります。(きっと普通は)
ところが、私は途中のおばさんで、そうだろうなー、と思ってしまいました。

なんだか、この家、街頭も無い田舎道をかなり長距離走らないと街に着かないみたいなのですが
こんなにロケーションで学校へどうやって通学しているの?クワイエット・プレイス?

ところで、映画を見るまで、Wikipedia は絶対見てはいけません。怖いです。

あと、電車の中でチャリーの舌打ち、を真似たら誰か振り向くでしょうか?
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