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5時から7時までのクレオのeop421のレビュー・感想・評価

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)
4.0
クレオの病気の検査結果を待つまでの2時間を描いた作品。特に何か特別なことが起こるわけでもなく、仕事仲間や友達、行く先で出会う人達との何気ない日常。パリの街の風景。こういった淡々とした作品も良いものです。最初のほうのタクシーの後部座席から撮られた映像は、なんだかタクシーに乗ってる気分が味わえて楽しい。クレオ達が歌うシーンも素敵だった。途中の映画ではアンナ・カリーナがカメオで出演。非常に可愛らしい。公園で出逢った兵士との会話は、検査の事で不安になるクレオに寄り添うような印象を受けて(あくまで私の印象です)なんだかホワッと温かい気持ちになったかな。
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