他の作品と間違って借りてしまい、しまった！と思ったけどせっかくなので鑑賞。ですがこれはなかなか良作で観て良かったです。こんな機会なければ、『エクソシストの続篇？どうせガッカリさせられるんじゃない？』と手に取ること無かったかもしれないので。冒頭から映像的に引き込まれる感じです。フリードキンのエクソシスト同様、異国からの不穏な空気感がその後の悲劇を感じさせます。ヘレディタリーのアン・ダウドが出演していて何か起こりそう感が増しますね。女の子二人の熱演は見ものです。メイクと相まって怖いです。ひた隠ししている本音を炙り出されると人はうろたえ、恐怖や不安にかられるもの。そこを悪魔はついてくるのです。そんな悪魔に打ち勝つには？というのがテーマでしょうか。フリードキン版の続篇だそうですがそこら辺薄いのが難かな。クリスとリーガン母子が出てくるのですが、話しの繋がり感が少し薄いのが残念と思いました。ですが母子の再会シーンはジーンと来てしまいます。
