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5時から7時までのクレオのhisaukのレビュー・感想・評価

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)
3.5
歌手のクレオは自分が癌なのではないかと思い悩んでいる。
医者と7時に会う約束をしている時間までの間、クレオは付き人(?)の女性と共にカフェに行ったり、ショッピングをしたりと時間を過ごす。


クレオが歩くパリの街並み、人々がとても
自然でリアルな雰囲気だった。

ゲリラ撮影なのか、美しいクレオの歩く姿を街の人たちがじっと見る。

彼らが役者でない事が分かる。

なのでカメラワークが長回し的な感じだった。

そんな街中のクレオは飛び抜けて美しい。
衣装も可愛い。

映画の中でクレオが観る映画にジャン=リュック・ゴダール、アンナ・カリーナが登場していた。

作曲家の役でピアノを弾くミシェル・ルグランも登場。

最初にクレオが見てもらったタロット占いが後にちょいちょい当たってて面白かった。

ちょっとだけケツ顎のコリーヌ・マルシャンが美しかった。

アニエス・ヴェルダ監督作品
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