老人XY

5時から7時までのクレオの老人XYのレビュー・感想・評価

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)
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黒いサングラスをかけたら暗く見えるよね
街には色んな人がいて好き勝手やってるよね
「みんなはいつも私を甘やかすけど、私のことを愛してはくれない」

ってな話


人生‥‥‥というか、現代社会って、マジでごっこ遊びに感じる。昔々、本当に遠い昔の縄文時代とかさ、きっと毎日がガチじゃん?「役割」はあっただろうけど「演じる」ってあったのかな?時を経るにしたがってどんどんどんどん演じる割合が増えていって。規模も半端なく巨大化していまやほぼ人類全体が基本的なごっこ遊びの大枠のルールを共有してるわけでしょ?人間っておもしれぇよな。人間というより生き物?なのかな。


タモリ「仕事は楽しく。遊びはクソ真面目に」
   「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ」

アインシュタインの成功の方程式
 A=X+Y+Z 成功=仕事+遊び+沈黙

ホイジンガ「遊びとは自由な行動であり、楽しいから遊ぶということは人間にそなわる本能のようなものである」


性欲を(あまり?)意識しない子ども時代のように、それでいて性欲をまったく無いもののように扱うでもなく、含みながら、遊べたらいいなと思うけど、そうなるためには遊び切った経験を積まないといけない気がする。童貞のままでもいいんだけど、もっと女性の価値観、男とは全然違う日常を通して培ってきた世界の見方、みたいなものを知りたいから、俺もオードリー若林さんのようにガールズバーで武者修行をしよう。(本当はそんなに知りたくないのかも。ただただ価値観が全然違う人と驚き合って暮らしたいのかも)(性別が100種類くらいあったらおもろいね)

夕方の5時から7時ってちょうど仕事終わってから帰宅してシャワー浴びるまで。同じ電車に乗って肩を揺らすあの人たちはどんな遊びをしてるのかな。一緒に遊んでくれる人たちなのかな。

140分間ワンカットの「ヴィクトリア」を思い出した
星新一の傑作中編の一つ「処刑」も思い出した
老人XY

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