男はくらいよ監督さそり

5時から7時までのクレオの男はくらいよ監督さそりのレビュー・感想・評価

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)
4.5
アニエスヴァルダは幸福も素晴らしいが、この作品も勝るとも劣らぬ名作。
冒頭のカラーのタロットカードから白黒にチェンジする鮮やかさ!
ゴダールの影響だが、エキストラではなく、本物の街頭歩いてる人々の反応やジャンプカット、クレオの行動に全て時間が描かれる、タクシーのワンカットでのパリ移動等、才気に溢れてる。
90分、全く息がつかせない。
撮影、音楽、セリフ、少ない登場人物、ザ・パリって感じのファッション、全てがおしゃれ。
コレンヌマレシャンが美しい。
サイレント映画のヒロインがアンナカリーナと気付かなかった!キュート