leyla

5時から7時までのクレオのleylaのレビュー・感想・評価

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)
3.9
歌手のクレアが診断結果を待つ間の数時間をドキュメンタリー風に追う。

病気への恐怖を誰にもわかってもらえない孤独感を抱えつつ、数分刻みでいろんな人に会い、パリの街を彷徨う。

冒頭のタロット占いのシーンがこれから起こる彼女の行動を示唆している。そのシーンのみカラーであとはモノクロームなのが新鮮。

特に深い感想もないけれど、洒脱な会話や洗練されたファッション、当時のパリの街並、カメオ出演のゴダールやアンナカリーナなど、見ていて飽きない映画でした。
leyla

leyla