いや、疲れた。泣いたり笑ったり怒ったり、次々に展開していくストーリーに心をもっていかれた。
誰かのために。愛する妻のためからインドの全女性のために、その想いだけで、蔑まされても、家族に見放されても、お金がなくても、「なすべきことをなす」と自分の意思を貫いたラクシュミは、ほんとうにかっこいい!!
2000年ごろといえば、ちょい前のことなのに、インドでの生理中の女性がおかれている環境はひどいもんだった。生理中でなくても、よい環境とはとても言えないけれども。ひどいひどいとは聞いていたけど、ここまでひどいの?! と驚くくらいだった。
ラクシュミの発明は、女性の健康を守るだけでなく、インドだけでなく世界中の女性の地位向上につながった、ものすごいもんだったと思う。だからこそ、終盤の国連でのスピーチは感動ひとしおだった。鑑賞中は泣きっぱなしだったけれど、ここが一番泣いた。