このレビューはネタバレを含みます
見応えある素敵な映画。
まずかなり最近の話であることに驚いた。
ラクシュミがちょっと突っ走り気味だけどすごくいい人で何度も泣いてしまった。
インドの文化的側面を考えると前半奥さんは本当に辛かっただろうけど、こんな理解ある人が夫だったら素敵だなと思う。
周囲に煙たがられながらも信念を貫いて、最終的には周囲も変えて成功するサクセスストーリー。
インド映画お馴染みの歌のシーンもあるけど、この映画ではかなり自然に歌が入っていた。
生理用品を作ったことによって、生理だけじゃなく、雇用や貧困の問題も解決していく様子が、あらゆる意味で女性を救ったんだなと感じた。
途中パリーが恋愛ぽくなってから奥さんに戻るのがちょっと切ない感じがしてもやってしまったけどハッピーエンドではあったので良かった。
また、セリフが秀逸だったと思う。
特に国連のスピーチと、パリーと別れるシーンの「君は僕の一番、二番…」というセリフ。
他にも印象的なセリフがたくさんあった。
パリーも奥さんも女優さんがめちゃくちゃ綺麗。
男女問わず勧められる作品だと思う。