インド映画なわりに歌と踊りが唐突じゃなかった！
インド映画もどんどん洗練されているのね〜〜〜
素直に、本当いい映画。
男尊女卑がひどい国とは聞いていたけれど、女性の生理がこんなに最近までこんな扱い受けてただなんて……
というか、女性の身体をもっと大切にすべきじゃない？全世界！
まともに奥さんを大切にしようとしただけなのに奇人扱いされるラクシュミ氏の行動は尊いけれど、当の奥さんが彼と自分を恥として嘆く気持ちもわかってしまうのよな……
馬鹿げてるとわかってても、因習と同調圧力ってしんどい。
とても爽快に描かれているし、苦労しつつもトントン拍子に見えるけれど、実際はもっともっと差別的な目にもあったろうし、ものすごく大変だったはず。
よく頑張ったよなぁ。
そしてただの夫婦の美談で終わらせず、しっかり経済と社会的に利を生み出したところが、とても好き。
それにしても妖精さんが切なくてね。
知性も行動力もある聡明ないい女で、それゆえにあの選択がしっくりきすぎてせつない。
知性って大事。
武器と言い換えてもいいのかも知れないけれど。
人間がもっと知的になって、わけのわかんない差別や因習がなくなる未来がいつか、どうぞいつの日か来ますように。
