なつ

ラヤルの三千夜のなつのレビュー・感想・評価

ラヤルの三千夜(2015年製作の映画)
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☪️イスラーム映画祭(パレスチナ問題🇵🇸)

イスラエルの刑務所で出産した女性の実話を元に、長年続くパレスチナの理不尽な現実を描く。
上映後、ライターの高橋さんの話で特に印象的だったことを記す。
パレスチナ問題は、『宗教や民族』は関係ない。
パレスチナの土地は遍歴があり、ずっと軍司占領が続いている。
不法逮捕、自由なし、分離壁、、、
監獄からやっと出ても…
軍司占領が続いている、その管理下で生きるほかない。
ガザ地区は、天井のない監獄みたいなもの…そんな暮らしが待っていると思うと、胸がつぶれそうだった。

パレスチナ問題は、国際社会が作り出した問題で、『世界の縮図』。
本作で描かれた監獄の中は、パレスチナの縮図そのものだった。
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