地球外生命体

プロミス/戦慄の約束の地球外生命体のレビュー・感想・評価

プロミス/戦慄の約束(2017年製作の映画)
2.7
『ラッダーランド/呪われたマイホーム』(2011)、『スイマーズ/溺れるトライアングル』(2014)などを手掛けるタイ・ホラー界の鬼才ソーポップ・サクダービシットが2017年に発表した同年タイ年間興行成績第4位のヒット作。

一般的なホラー映画の常識を超越した衝撃のバッドエンドの連続から感動の母子ドラマに持っていく展開で観る者を異次元の恐怖で包むサイコロジカル・ホラー。

バンコクに実在する廃墟ビル“サトーン・タワー”で撮影が行われた。

1997年、タイは経済破綻の危機に陥り、多くの失業者や自殺者がでた。中学生のボウムと親友のイブは、2人の父親が投資した高級マンションに一緒に引っ越すことを楽しみにしていたが、それも叶わなくなる。15歳の誕生日、絶望したボウムはイブと一緒に自殺する約束をするが、イブだけが自殺し、ボウムは怖くなりその場から逃げ出してしまう。20年後、ボウムは不動産ビジネスで成功し、娘のベルと暮らしていた。イブが自殺した建設途中のマンションを訪れた2人だったが、それ以来、ベルに死んだイブが乗り移ったかのような奇妙な現象が頻発し、ベルは医師から夢遊病と診断される。ボウムはそれがイブの呪いだと確信し、娘を救うために奔走するが…。
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