あらた

フード・インクのあらたのレビュー・感想・評価

フード・インク(2008年製作の映画)
3.5
工業化された食糧生産の非人間性を糾弾するドキュメンタリー。
普段の自分の食生活にまで跳ね返ってきて、ほぼホラー。
食の問題からより大きなアメリカ社会の抱える問題へと拡大していく様がスリリングで、アメリカの合理主義が効率化の名の下に切り捨ててきたものからの逆襲を感じた。

ただ、大企業には軒並み取材拒否されたとはいえ、この映画の姿勢も一方的でアンフェアな気がする。
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