カラー作品
主演は岡田茉莉子、助演は津川雅彦、加東大介、菅井一郎、芳村真理ら
【あらすじ】
岡田茉莉子は加東大介の2号さん
でもそんな日陰の暮らしにうんざり気味
奥さんが死んでも2号のままだし、他にも女(京塚昌子)がいるみたいだし
ロクデナシの親父(菅井一郎)はがめつくお金をせびってくるし
もうこんな生活うんざり!どこか遠くに逃げ出したいわと思っていた岡田茉莉子、そんな彼女にベストタイミングでドラマチックな事が起こる
加東の秘書である津川雅彦が、加東のドラ息子(三上真一郎)と揉み合った末(芳村真理が原因)ナイフで刺してしまいます
津川雅彦はかねてから岡田茉莉子のことが好きで、岡田茉莉子のほうはうんざりな生活から逃げ出したくて、追い詰められた2人は勢いにまかせて逃避行をはじめるのでした、、、
【感想】
岡田茉莉子と津川雅彦が逃避行するお話なんだけどメロドラマ感はあまりない
タイトルにあるように山奥の霧に包まれた小屋の中で情事は起こるんだけどなりゆきみたいな感じが強い
加東大介と別れたくてもズルズル続けちゃうし、ロクデナシ親父と縁を切りたくてもこれまたズルズル
思い切って駆け落ちみたいなことしてみてもお金はないし警察には追われてるし
加東大介の息のかかったロクデナシ親父まで追ってくるし
そのロクデナシ親父を湖に落としたものの生きてて、心中まで阻止されるし
何やっても思うようにいかないの
そんな悲しさ、虚しさを残しながらのエンド
んーー、評価難しい
振り返るといろいろとツッコミ所とか都合がいい所が目についちゃう
津川雅彦は正当防衛じゃん、ナイフも相手のものだし、そもそも生死不明だし、自殺を決意してまで逃げる必要ないでしょ
その津川雅彦の母の住む故郷が山奥過ぎw なんでお母さん1人だけそんな山奥にいるのよ
お父さんも同じ会社で働いていたっていうし、この辺はよくわからない
岡田茉莉子は、、、情緒不安定でヒステリーで勢い任せって感じなのでよくわからない
全体的にはつまらなくはないんだけど面白くもない
なんとなーく見続けて終わっちゃった感じ
個人的には岡田茉莉子が見れたってだけで及第点だけど、、、そうじゃなかったら凡作かなぁ