Boss2054

サーホーのBoss2054のレビュー・感想・評価

サーホー(2019年製作の映画)
3.3
インドのエンタテインメント作品には何度も騙されているので、
勇気を出して観たのだが、
勇気を出さない方が良かったみたいです。
トホホ…。
コレ、インドで生まれて、インドで育ったら面白いト思えるのでしょうか?
つまりは、国民映画なんですかね?
日本映画でも日本人なら面白いんだけどねって映画、あったりするじゃないですか?

私にはコノ映画の面白さが良く分かりませんでした。
169分もあるのですが、途中、10回くらい観るのやめようかなト思いましたからね。
大体、基本的な設定として、
警察の特別捜査チームのリーダーがニセモノでしたって設定あり得ます‼︎
いくらファンタジーでも説得力なさ過ぎな気がするんですが、
で、そのリーダーがニセモノでした⁉︎
ト分かった途端にメインタイトルが出るのですが、
そこまででもう90分過ぎてますからね。
ここまで本編の振りですからね‼︎
なので、話は終始メチャクチャです。

まあ、観られるトすればアクションシークエンスですかね。
コレは確かに凄いです‼︎
でも、オリジナリティに欠けるンですよね。
どっかで観たコトある画ばかり。
例えば、ワイルド・スピードだったり、マッド・マックスだったり、ミッション・イン・ポッシブルだったり。

インド映画らしさト云えば、
相変わらずのプロモーションビデオの様な唄トダンスですね。
まだ、やってるンですね⁇
インド映画ってジャンルに関係なく唄トダンスのシークエンスが必ず入りますよね。
後は、アクションの比重が高ければアクション映画、コメディーの比重が高ければコメディー映画トその作品の中のジャンルトしての比重の高さがその作品のジャンルを決定しているだけで、
唄トダンスは、必ず入ってるンですよね。
まあ、最近はそうじゃない作品もあるらしいですけど、私は観たコトありません。

でも、本国の人はそうじゃないと映画じゃないンでしょうね。
コレはもう国民性の違いだから致し方ありませんよね。

表現の多様性ト云うコトなら、
実は韓国映画も一緒なんですが、
韓国映画は、その多様な部分が本筋から離れてないンですよね。
必ずフィードバックして来る。
世界観が破綻しないンですよね。
不思議です⁇

でも、まあ、インド映画は、映像技術は優れているし、
後は、優れたホンと演出と演技さえ手に入れば、
かなりなレベルまで行くト思うのですが…。
自国で収支が回収出来てしまうとそんなコト考えなくなるンですかね?
コレは、中国映画ト一緒ですね。

でも、予告編が面白くてついつい観ちゃって、いつも同じ反省してるンですよね、私。
懲りないなあ…。
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