本国では空前のヒットを記録した作品なのですが、なぜか批評家からは酷評されているので、その溝がなんなのか興味があって観ました。
ちなみに主演のプラバースさんの「バーフバリ」は合わなかった私です。
アクションとヴィジュアルには相当なこだわりを感じます。ダイナミックかつパワフルなアクションシーンは迫力満点!それだけを観るだけでも楽しくはある。
VFXに頼り過ぎている部分もありますが、そのVFXの技術力も高い。
そしてやっぱりある歌とダンス、ミュージックビデオみたい。
この部分を削れれば約169分の長い上映時間になる事はないかと思うけれど。まあこれが無いとインド映画ではなくなるので、仕方ないところでしょうね。
長い長いプロローグだったのかと驚くと共に笑う!
奇抜な演出が批評家には嫌われたか?
プラバースさんは何時ものドヤ顔ビシッっで安定感。
ヒロイン役のシュラッダー・カプールさんがオリエンタルな美人で華がありましたね。
いちいちカッコつけでドヤ顔の暑苦しい演出は好みが分かれるところでしょう。そんな車の乗り捨て方するやついないよ(笑)
なんで女性の周辺だけ風が吹いているのか?
ムダなスローモーションなどツッコミながら観るのが丁度良いアクションコメディ。
ただ…ラブロマンスに犯罪アクションを足したストーリーは余計な物が多すぎて頭に入って来ませんでした…。まあそうだろうと筋書きも読めちゃいますしね…。
観終わってみると奇抜な演出と漫画のようなあり得ない、ド派手でお金を掛けたアクションしか印象に残らない作品で批評家にウケが悪いのも頷けるかなと思いました。
主人公が桁外れに強すぎてどんなピンチでも危機感を感じませんね。
それでもインド映画らしい怪作でインパクトがある映像を観るだけでも楽しいかなと思います。超絶に長いですが(笑)
まとめの一言
「ここでタイトル?!」