SAMANSAで見つけた社会派ドラマ。ろうあ者の少女リビーの就学を前にして、聴覚障害専門のソーシャルワーカーのジョアンが雇われる。ジョアンはリビーに手話を教えてコミュニケーションを取ろうとするが...というお話。
ジョアンが取り組むべき課題はリビーへの援助だけではなかった。手話に対する家族の理解の欠如やリビーに真剣に関わろうとしない母親の姿にジョアンは違和感を感じただそうとする。リビーを演じた子役も実際に耳が聞こえないそうで、表情のみの演技は本物。ジョアンとの出会いで、表情が活き活きと変って行くのが素晴らしかった。
子供の目を見て、話を聞いてあげて、一緒に遊んで...やはりこれが子育ての基本。スマホばかりに見入って、子供をしっかりと見ていない現代のスマホ世代の親たちへの警鐘にも思える社会派の短篇でした🎬