サイレントチャイルドの作品情報・感想・評価

サイレントチャイルド2017年製作の映画)

The Silent Child

製作国:

上映時間:15分

4.0

あらすじ

「サイレントチャイルド」に投稿された感想・評価

zk

zkの感想・評価

3.8
聴覚障害を持つ4歳の少女リビー。新しくやってきたソーシャル・ワーカーのジョアンはリビーに手話を教えようとするが、彼女の母親は普通の暮らしができるようにとそれを拒絶する…

普通とは一体なんなのか。
世界に対してろう児への支援、手話に対する理解を訴えたショートフィルム。
90回アカデミー賞 短編実写映画賞受賞。
saki

sakiの感想・評価

4.2
普通に扱うことと普通を押し付けることは違うのに... リビーの(だいすき)が刺さりすぎて辛い
ファイ

ファイの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

(何事に於いても)
¨適切な支援さえあれば¨
これに尽きると思いました。

約15分間の作品。
アカデミー賞 最優秀実写短編映画賞受賞も頷けます。

無音の世界
同音異義語だと読み取りづらいだろうに…なのにも関わらず、家族は彼女の眼すら見ようとはしない。
常に断片的な情報から会話を読み取る事がどれほど不安で緊張を伴うものなのか…想像もつかない。

大好きな人が出来た世界(支援者)
きっと、この支援者だけが今の彼女には全て。
そう考えると見るに耐えなかった。

家族に耳が不自由な者がいる私には決して他人事ではない話。
健聴者が気づいて行動出来ることは沢山あるのに…

とあるドキュメンタリー番組で
海に漂う大量ゴミの一部、プラスチック製の破片がウミガメの眼球に突き刺さっているシーンを見たその日から
ゴミを細かく分別するようになった。
ストローも極力使わなくなった。
職場での分別方法も徹底的に変えた。
家庭内でも気をつけている。

このように、変わらなくてはならないと、気づかせてもらえる作品に出会えたのだから、何かしら行動したい。
先ず図書館へ行こう。
こう

こうの感想・評価

-
たしかに主人公の女の子がダコタファニングを想起させる。
あとなんか雰囲気がすごくCMっぽい。
現実を描いた作品。映像としては閑散とした空気感が好き。
主人公?のリビーには難聴の障がいがあるだけで問題は確かに家族にあった。しかしその家族も悪人ではなく、自分と同じ一般人だった。
自分も手話は難しいイメージがあるけど、本作を見て少し興味が出たのは事実。支援が広がる事を願う。
ラストシーンの字幕が私達に訴えかける。

聴覚障碍者であるメイジーちゃんの好演が光ります。

家族から孤立する少女、“手話”で心の扉を開く社会福祉士。

親の身勝手な判断で振り回さないで。

もっと娘に寄り添ってあげて…声なき叫びを聞いて欲しい。

そう願わずにいられない、切ない作品。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.9
何も聞こえない世界に孤独を感じる幼い少女と、その家族たちの物語。
決して虐待ではなく、これはこれでちゃんとこどもを愛しているのだとは思うのだけど、彼女自身のことを見ない。

あまりに遠い未来を心配しすぎて目の前の彼女の孤独には気がつかない。

無表情のリビーがお姉さんにあって可愛らしい笑顔が生まれる。
そしてラスト、また哀しげな顔に戻る。
「壊れてる」という表現を幼いリビーが口にするのけっこうもショッキングだ。

この作品は耳の聞こえない少女を題材にしてるからデフォルメされて見えるけれど、これはこういう障害がある子供以外にも当てはまることで、子育て頑張っている親でもハッとしてしまう内容なのかもしれない。
壊れてる人間なんていない。
あなたはどこも壊れてなんかない。
そう伝えてあげられる人がいるかどうか。
それが一番大切なことなのではないかと思う。
ショートフィルムということで、いつものように軽い感じで再生クリックしたのだが、食い入るように見入ってしまった。

2018年アカデミー賞、短編実写映画賞受賞作品

聴覚障害の少女リビーは多忙で日々追われる両親と暮らしている。
母親はリビーは読唇で十分理解出来ているという。
ある日、ソーシャルワーカーであるジョアンがやってきて、寂しげなリビーをみて、手話を学ばせていく。少しずつリビーは明るくなっていくのだが、それを見た母親はジョアンに嫉妬してしまう…。
母親は手話よりも読唇を優先し、普通校に入学させる…。

たくさんの子供たちの中にいても、これではリビーは孤独なわけで。
切ないし、心揺さぶられ、ラストは😢してしまった。
こういう親はよくないな。

実際に聴覚障害の父をもつ、レイチェル・シェントンが脚本とソーシャルワーカー役を務める。
リビー役のメイジー・スライも実際に聴覚障害のある少女ということです。
お二人とも素晴らしい演技。

聴覚障害の子供たち8割が通うのは支援の不十分な普通校、
手話への理解が進むことを願うというメッセージがありましたが、
ホントにその通りですね。切に願いたい。

レイチェル・シェントン、
ブルック・シールズみたいだな。

[Brillia SHORT SHORTS]🎬
ハコ

ハコの感想・評価

5.0
(だいすき)
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家族は「普通」であることをリビーに求める。
「普通」とは・・・?
誰かにとっての普通。あなたにとっての普通。押し付けになっていないかな。

とあるシーンで、ハッとする。映画を観ているはずなのに、自分の心臓のばくばくという音しか聞こえなくなっていたから。そう気づいたら、ばくばくという音はもっと大きくなった。リビーにとっての“世界”。

手話で話をした時のリビーの可愛らしさを見てしまったからこそ、最後はいたたまれない。

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これを観るためにBSSTOオンライン(https://sst-online.jp/theater/3404/)に登録した!ずっと観たかったの!

アカデミー賞受賞時のスピーチ。聴覚障害専門の社会福祉士を演じた、レイチェルシェントンが手話を使っている。
"The Silent Child" wins Best Live Action Short Film /https://youtu.be/QmQUWGuKxi4
手話への理解が進みますように

2018年、第90回アカデミー賞短編実写映画賞受賞作品。

耳が聞こえない少女リビー。
母親は、かたくなに手話を覚えることを拒否する。
手話よりも口話訓練をすべきだと。
一人の社会福祉士を雇ったことで、ある問題が明らかになる。

母親は言う。この子は、心を開かないと。
ホントにそうなんだろうか。

楽しそうに手話で会話するリビーと社会福祉士。
そんな姿を見て、母親は嫉妬する。

耳が聞こえない人と、耳が聞こえる人。
十分な支援さえあれば、学習は自分達とは何も変わらない。
ただ、現実は手話への理解が広まっておらず、8割が支援の不十分な学校に通っている。

本作のラストシーン、胸がしめつけられた。
切なくて、切なくて、泣きそうになった。

母親は、娘に普通の人のように生きてほしいと願う。
なので、手話を嫌う。
普通。すごく曖昧で、正解がない。
そんな母親の願いは、耳が聞こえない娘を否定している。
娘は普通じゃない。
そう思ってはいけない母親自身がそう思っている。

娘のために、何が必要なのか?

この短編映画がキッカケで手話の理解が広がり、十分な支援が得られる世の中になってほしいと切に願う。


最後に、ちょっと良い話。
この映画が受賞した時、脚本を手がけた英女優レイチェル・シェントンさんは、受賞すれば授与式で手話を使ってスピーチをするとリビーを演じたメイジー・スライちゃんに約束し、見事に有言実行したそうな。

泣かせるな~。

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