ちょうどいい

希望の灯りのちょうどいいのレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
4.0
この手の作品には幾度となくやられているので、全く期待せずに視聴開始。

東独における統一勝ち組企業を舞台に、統一からこぼれ落ちてしまった市井の民の話だが、存外引き込まれた。

この背徳感と罪悪感…、触れたことがある人なら少しは分かるか。

そこはかとない虚空感と背徳感の綯交ぜがフック。

東欧の郊外の寂寞とした夜。実にいい…。

ただ、惜しいっ!

邦題の《希望の灯り》って…。