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ウトヤ島、7月22日のヒデオウのレビュー・感想・評価

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)
3.7
アマプラ配信終了間近の為鑑賞
7/22ノルウェー銃乱射事件を
実話ベースのワンカット映画

カメラはカヤについてまわる形で
撮影されてます
映画的手法での起承転結や
盛り上がりを求めると
物足りぬ評価になるのかもしれません

鑑賞スタンスとしては
カヤと共に参加したサマーキャンプ
その一員の視点として
挑むのが吉です

序盤、首都オスロで爆破テロ
サマーキャンプ参加中では
情報が乏しくどこか対岸の火事的な感覚
そこに突如響く発砲音
逃げろの掛け声でキャンプ地はカオス化
ここからは銃声と逃げるシーン

カヤと一緒にきたという視点で観る事で
何が起こっているのかが全く分からず
わかるのは発砲音の距離感のみ
森林で響く乾いた発砲音は
恐怖感をマシマシにさせます
どこに行けば安全なのか?
助けは来るのか?
実際あった事件という事も
怖さを増幅させています

実話をもとに作られてますが
映画的な演出で
銃声がむやみに多いのと
【追記!】
(銃声は実際に基づく540発との事
ってマジかぁ〜)
一部とってつけたような
ドラマの部分はご愛嬌として
それが無いと
多分逃げるだけのシーンに
なってしまうので…

もし自分がこの状況に巻き込まれたら
というifを感じたかったらドゾー
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