このレビューはネタバレを含みます
実際の事件のドキュメンタリーではない、フィクションという但し書きありきの感想です。主人公のカヤの混乱と動揺、思い込みと冷静さにイライラハラハラしつつ、True Colorsのとこで吹き出してしまった。その為、あれ程命に変えて探し回っていたバカで自己中な妹が生き残るという皮肉な結末は一体どう解釈すればいいのか。ただ生々しい銃声の聞こえない方へ移動すればいいとも思えず、実際にその場って考えちゃうともう映画では無くなってしまう気がする。ブレアウィッチみたいな主人公の白人女にイライラしながらもまた見たくなる映画です。