浪川リオン

ヘルボーイの浪川リオンのネタバレレビュー・内容・結末

ヘルボーイ(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

悪魔としての力と王族の証として聖剣を振るう資格の両方が備わり最強に見えるニール・マーシャル監督版ヘルボーイ。

なんか話の緩急の付け方がイマイチに思えたりクライマックスにむけて盛り上がってくる感じが無かったりと、絶賛してるレビューをあまり見かけないのが何となく理解できてしまうとは思ったんですが、後半出てくる悪魔の造形が本当に最高なのと巨人をクソデカ大剣で叩き切るシーンが最高だったので私は大変満足しました!

時系列的な話の深みは何となく感じとれたけど、やっぱり壮大なスケール感のある映像で世界の広がりをもっと感じたかったです。
決戦が博物館の中なのはちょっと勿体無い気がしました。

アメコミ原作の映画にこういう事言うのもナンセンスなのは分かっているけど、それでも言わずにいられなかった事として、霊能力者ガールがパンチで幽体離脱させて戦うのは面白いけど、本格的な戦闘員になってしまうのはちょっと… 格闘って、戦闘ってそんな甘いものじゃないと思うけどな…
せめて何かカラテをやってるとか台詞だけでいいから納得のいく描写が欲しかった。

デル・トロ監督版… というか原作ではヘルボーイの頭部は日本の武士のように頭頂部がスキンヘッドになってましたが(剃っているのか自然な物なのかは知らないが)、ニール・マーシャル版では一般的なロングヘアになっております。
というかデル・トロ版より少しハンサムなかんばせをしており、単純に恰好良いし駄々っ子なキャラクターとも合ってるように思えて私は好きです。

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