MikuOshika

博士と狂人のMikuOshikaのレビュー・感想・評価

博士と狂人(2018年製作の映画)
3.7
博士と狂人(殺人犯)。
オックスフォード英語辞典という単語と単語の引用語、その言語の変化などなどを詰め合わせた辞書を作り出すお話。
殺人犯とされ収容所生活をおくるウィリアム(エリート、元軍医、精神疾患)
学士号をもたない学者マレー(貧困育ち、努力家、独学で言語学博士)
世界最大であると言われる辞典誕生に隠された真実。
友情と愛、憎しみと赦しを越えたストーリー展開が素晴らしい。
なによりショーンペンの哀愁ただよう背中で物語る悲しさと後悔の念がエグい。
個人的にはマンシー役をつとめた名脇役のエディーマーサンが粋で素敵なキャスト割だったなぁ。
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