流行りの(?)、ワンシチュエーション作品です。
舞台は喫茶店の片隅のテーブルです。
まさに人の運命は、他人の運命と交差して成り立っています。
自分が幸せになると、そのぶん他人が割を食います。
本作品は、メタファーを提示して、解釈は鑑賞者に委ねる作品なので、好きな人にはハマります。
名もない主人公は、何のメタファーなのかを考えてみるのも楽しいです。
個人的には全編通じてそれなりに解釈できたので、パズルを解いた後のように、すっきりした爽快感を味わえました。
好き嫌いが分かれる作品かもしれません。
日比谷のトークショー付き試写会にて鑑賞