久々のA24。
超いい感じ。
心にグッサグサ刺さって、痛いですぅって。
言うてる場合じゃないんです。
僕が10代はじめの頃に本作と巡り会えていたら、その時の自分は何を感じたんだろうって。
じーん。となって観てました。
世代は違えど、スマホを手に入れた10代という点では僕も同じで。
客観的に見ると、ケータイばっかり触ってる若者ってつくづく意味不明だし、何なら怖いまである。
そう告げられた気がします。
まぁとにかく、導入が素早い手際良いで、心は一気にケイラとシンクロ。
たしかにあった、あの頃のかなり苦い思い出がフラッシュバック。
きつい。きつすぎるぜおい。
ぐさぐさぐさぐは。
そんな前半戦でしたね。
後半はさらに視野を広くして、ケイラという14歳の少女像をより立体的に捉えようとする。
自分の根底すら掴み取れないとても難しい年頃を気持ち良い着地で描ききってはる。
素晴らしいですね。
監督はプロミシングヤングウーマンの彼なんですね。
YouTube出ですか。
天才か。