鹿田

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私への鹿田のレビュー・感想・評価

3.7
タイトルにもなってる八年生って日本でいうところの中学二年生のことなんですね。
つまりタイトルが『厨二』ってことで、ずばりタイトルの通りな内容。

主演の方の肌や体に幼さが残ってて、いい感じに陰キャな演技をしてくれるもんだから、
観てて自分の厨二の頃を思い出して心がザワザワする。
この頃って色々逃げ道塞がれまくっててめちゃくちゃ難易度高いですよね。
実際は逃げ道なんていくらでもあるんだけど勝手に袋小路に思えてしまうというか。
当時は無邪気さと無知さで乗り切ったんだろうけど、かえって今の状態で中学二年生に戻ったらもう途中で発狂しそう。

ケイラは攻めの姿勢で精一杯頑張ってると思う。
お父さん色々問題はあるけどめちゃくちゃ優しいなー...『父親っておかしなものなんだ』って台詞が染みました。
鹿田

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