デジタルネイティブな今の子達は、他者評価に踊らされて大変だな。…と言ってみたりするけれど、どの時代も、子供はその時代の趨勢に、大いに左右される存在であることに変わりはない。
周りの子たちに合わせようとして苦しくなる感じや、少しでも他者から良く見られたいと思ったり、自分自身を少し盛ったり。
どんな個人も、他者との接触なしに生きることはなく、他者との対比の中から、自分自身を知り、熟成させていくもの。故に、他者との関係の中で、常に変化していくのが自分。
ケイラの滑稽さ、過去の自分と重なる部分に、笑いつつも胸の疼きを感じ。
恥を重ねて生きてきたし、これからもそうだろうな、と。
そんな自分を、ケイラと共に肯定してあげたい。
