このレビューはネタバレを含みます
勝手に城定秀夫祭り4作目。
「俺たちがアダムとイブになるんだ」
まさかの近未来SFモノ。筒井康隆版『未来世紀ブラジル』みたいな。
讃美歌「荒野の果てに」が流れながらのロボット同士のセックスシーンに衝撃。讃美歌バックのセックスは、退廃的というか儚いというか、妙な印象を与えるのだな。
ただ致命的なことに、ワタシはミクよりも鮒子のほうが圧倒的に可愛く思えてしまうのであった。
つーか鮒子って『岬の兄妹』の妹だったのか!エンドロール見て思わず声が出たよ。すげぇ!
個人的にはミクの出張点検してたメーカーの人が「こんな人いるいる〜」の極致で大好き。
なお妹ミクを演じた伊東ちなみはすでに引退されているよう。きっと彼女はロボットで、自我を取り戻して回収されたのかもしれない。元気だといいな。