初・城定監督作品。古川いおりが大好きなので見た。在宅しながら見た。面白い。想像の遥か上を行く。
一流企業の部長妻の古川いおりも、街娼の佐倉萌も、求めているのはお金のようで愛のようで……「現代において最大のタブーはもはやセックスなどではなく、『愛』なのかもしれない」という伊藤俊治の言葉を思い出した。
終盤、古川いおりが「今のままが良かったのに…」とつぶやいた時、思わず「そうだよね〜」と口から出てしまった。
古川いおりはこれでピンク大賞新人女優賞を受賞したそうだが、もともと演技派なので新人呼ばわりするのもなんか違う気がする。NPBで10年やってたイチローがMLBで新人扱いされる違和感みたいな。
ラストの口パクはなんて言ってるんだろう。「ま」から始まってる気がする。音だけで言うと「マタトモイ」みたいな感じ。
〜〜〜追記〜〜〜
10回以上見て、ラストの口パクセリフは「ま・だ・しょ・ぼ・い」なのではないかと思った。
男が買ってきたダイヤが小さいから、「もっと大きいの持って来いよ」、「また追いかけてこいよ」という意味。
