「 ‶環境テロ” さ」

　とある大企業が極秘裏に研究しているナノ粒子 ‶セリーナ” 。
　セリーナは接触した物質を食い尽くし、自己増殖していくという恐ろしい粒子だった。
　そしてそのセリーナが施設の爆発事故で外部に流出。嵐とともにアメリカ大陸へと向かっていることが判明し……。

　ジャンルとしてはディザスターパニックもの。ただ、ありとあらゆるものを食い尽くしていく物質の脅威を描いている割には大粒の雹や大雨ばかりで、思ったほどの衝撃度はなかったかな。
　TV映画だからなのか、CGもチープ。
　それよりも、事故を引き起こした企業のトップの責任転嫁や、軍が事態を甘く見過ぎていることなど、人間のエゴや愚かさの方が見どころかも。
　因みにその企業の社長の名前はロイ・スターク。同じ社長だけど、トニー・スタークとは無関係。

　で、本作で最も注目すべき点は、まだ20代半ばだった頃のクリス・プラットが出演しているところ。今では絶対にやらないであろう役で登場。出ていることを知らずに鑑賞していたら「なんかこの男、クリス・プラットに似てるなー」って思ったかもしれない。

自宅で発掘

冒頭にユニバーサルタイトルが出るからと言って安心してはいけない
ユニバーサルにだってB級C級はたくさんある
お馴染み、ジャケットに偽りありの自己申告型ディザスター虚？編（TVM）
しかし、今や大スターとなった若き日のクリス・プラットが主役とゆーサプライズあり！
今とは全然違う若造ぶり
彼のファンは観ておくべき…いや、別に観なくても良い

クリプラ主演作なので鑑賞。