ペコ

外套と短剣のペコのレビュー・感想・評価

外套と短剣(1946年製作の映画)
3.0
ドイツからアメリカへと亡命したフリッツ・ラングならではの一本。
ドイツの核開発を阻止すべく、アメリカの物理学者ジェスパーはドイツへ潜入し、核開発に関わっている科学者らを翻意させようと努力する。その道中、様々な妨害、罠が彼を襲うわけですが、そこでジーナという協力者を得て、さらに恋なんかも芽生えちゃって、という娯楽作であります。
監督の両国に対する想いが汲み取れるようなラストでした。
映像はたいして面白くありません。ハリウッドの息吹を感じます。

同じような作品にジョージ・シートンの『36時間』を思い出しました。
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