83roh

多十郎殉愛記の83rohのネタバレレビュー・内容・結末

多十郎殉愛記(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに見た劇場での時代劇!マニアはコレをチャンバラと称してるみたいですが…

高良健吾が良いね👍🏻こんなに見映えする俳優さんだったかなぁ…マッチョじゃない、ガリガリ気味の身体もあの時代の浪人にマッチしてる。殺陣のシーンも足を大きく開き、大地を足🦶の指で掴む様な構えがリアルでした。

多部未華子が色っぽい!最高のシーンは、酔っ払って帰って来た多十郎に水をかけ、着物を物干し竿に干すシーン。手前に多十郎、奥におとよの2ショットのシーンなのだが、この撮影が見事にでした!多部未華子と高良健吾の異なった艶が見事に表現されてた!

うーん…俳優は良かったけど、脚本が僕には響かなかったかなぁ…多十郎殉愛記ってタイトルですけど、殉愛に達するまでの気持ち描けてなかったですよね?

あのシーンでおとよ拒絶してるよね?でも頼ってしまうのは、おとよが可哀想でした。死を覚悟するしか直前にフラッシュバック📸されたって、おとよには届かないよね?

クライマックス直前に出てきた夫婦、アレは何?抜身ぶら下げて飛び込んできた浪人。凶悪犯やろ?そんな狂人を前にしてわらべ歌歌いながら擂鉢で何を擦る?奥さんレイプされてもおかしくない状況じゃない?

そんな状況なのに、刃こぼれしてる多十郎の刀を見て「業物あるじゃろう…」って20本近くの刀剣を差し出すオヤジ…

ストックホルム症候群でしたっけ?犯人と人質が心理的繋がりを持つことあるらしいけど、人質になりました、擂鉢で何か擦りました、刀差し出しましたじゃ描き方足りないよね?せめて擂鉢で擦った謎の食べ物を3人で食べてからの刀プレゼントじゃないか?
83roh

83roh