えりみ

人間の時間のえりみのレビュー・感想・評価

人間の時間(2018年製作の映画)
3.0
WOWOWはTV放送なので
R15指定に再編集されたヤツを録画📼
人間
時間
そして人間
性搾取告発で韓国映画界を追放されるっていう時にこういう作品をぶっ込んでくるキム・ギドク監督…
2020年にコロナで亡くなってるんや😨
知らんかった。
R指定なのはレイプと人肉食のせいです、要注意⚠
またしても藤井美菜を山本美月と勘違いして鑑賞😅
エンドクレジットで気付く💦
『女子ーズ』の時は一緒に出てたから違いが分かったんやけど😃

人には身分がある
韓国でも国会議員てのは大きな権力をお持ちのようで🚬
詐欺師と売女で醜い争い
レイプ祭りな序盤

神はいない😱
飢えによる生存本能が欲望を更に剥き出しに
しかし、ノアの方舟でしょコレ🛳
其処でこんなコトして…
韓国はキリスト教信者多いんちゃうかったっけ😓

謎の爺さん(神?)は人体で土作り😨
『オデッセイ』のマーク・ワトニーも思いつかんかった試み😃
藤井美菜、産まれてくる子のため生人肉を喰らう😱
チャン・グンソク、腰を振り藤井美菜の腕まで喰らう😱

ジャガイモって生で食べたらアカンと思てた😨
ところで、水は❓(雨降りのシーンてあったっけ?)

結局、性欲ってオチがナントモ😑
いやまあねぇ生存本能、種の保存への欲求てことなんでしょうけど、キム・ギドク…

他のユーザーの感想・評価

しずく

しずくの感想・評価

3.0
2020年12月コロナに感染して死去したキム・ギドク監督の遺作となった映画。

クルーズ旅行に来た女性と恋人、政治家と息子、様々な人々が乗る船の中で起こる欲まみれの人間模様を描くストーリー。「人間」「空間」「時間」「そして人間」という4章からなり、クルーズ船という小さな世界で人間社会の縮図を描く発想は素晴らしいと思うのですが、恐ろしいほどの欲と暴力の表現に気持ちがついていかず、置いて行かれる感じはしました。性暴力問題で韓国映画界を追放されていたキム・ギドク監督のぶれない精神力に脱帽します(褒めてませんけど)。これが遺作となるとは、なんとも切ないものです。(2021年鑑賞@wowow)
政治家やヤクザや一般人が乗ってるクルーズ船がなぜか空を飛ぶお話

「父さんが言ったろ、俺が食えば父さんも生きるって」
stroot

strootの感想・評価

2.6
かなり胸糞悪い映画。何を描きたいのかずっとわからなかったが最後の方で何となくわかってきた気がした。
odyss

odyssの感想・評価

4.5
【天才キム・ギドクの不愉快な傑作】

キム・ギドクは「天才と○○は紙一重」の人である。
人間の極限を追求する映画人とも言える。

しかし、そのためにと言うべきか、彼はセクハラで韓国映画界から追放された。
そして外国で新型コロナにより死去した。

たしかに、いかに優れた映画監督だからといって、セクハラは許されない。
けれども、セクハラを犯した監督の作品だからと言って、最初から鑑賞拒否するのはいかがなものか。

犯罪と芸術は紙一重。
常識人が表現し得ないものを、犯罪者が表現し得る、というのも一面の真実。

という観点から見るなら、ギドク監督がやってくれた、と言いたくなるのがこの映画。
「傑作と○○は紙一重」の映画を作ってくれた。

人類というものが地上に現れてから定住に至るまでの長い歴史を2時間で描き出した。
農耕や牧畜の起源を寓意的に描き出した。
人間の本性がエゴと暴力とセックスにあることをも。

だからこそ、この映画を見ると不愉快になる。
人間とは、要するにエゴと暴力とセックスだけ、と分かってしまうからだ。
でも、人間って、そういうものなのだから、この映画も拒否してはならないのだ。拒否するなら、人間の本質から目をそらすことになるのだから。

藤井美菜が健闘している。
女優はこういうふうに容赦なく使わなきゃ駄目なんだよ。
女優を大事にする映画監督とは、分かっていない監督のことだ。
キム・ギドクが韓国人で藤井美菜が日本人だからじゃないかって?
わが是枝裕和監督だって、『空気人形』で韓国女優ペ・ドゥナをちゃんと脱がせたのだ。

女優はすべからくこういう風に使うべし!
いやめっちゃおもろいし、寓話やっていうのもわかるんやけど。
そのおもろさを雑さや粗さが大きく上回ってやばいことになってる。
絶対もっとおもろくなれたはずやからちょっと残念な印象。
舞

舞の感想・評価

1.0
監督には、人間社会はどう見えているんでしょうね。
私たち人間はそんなに分かり易いですか?
性、金、欲、権力、暴力 私たちはそんなに滑稽な生きもんですかね?

キム・ギドク監督の作品は、本当にしんどいですね。体調が良い時じゃないと見られないけど、見たら体調悪くなります。

予告編やあらすじ紹介なんかでは、突如として船が空に浮かぶと言うパワーワードがまず飛び込んでくるかと思うのですが、
結局この作品全体を神話的な、寓話的な雰囲気にする為に必要だったのでそうしたのかなぁと思います。

登場人物も、人間の悪き部分を煮詰めた様な、非常に記号的な表現をされていると思います。
ですので、感情移入なんて全く必要ないのではないかと思います。
設定に考察も何も要らんのではないかなぁ、と。桃太郎に対して、なぜ桃から人が??と今更誰も言わないのと同じ感じ?
ギリシャ神話でも見てると思って鑑賞すればいいのかなぁなんて。具体的に、現代社会に反映できる様な人生の教訓みたいなのもない気がする。

母親を追い回す息子を見た時は、『馬鹿にすんじゃねぇぞ』と私は強烈な怒りを感じましたね。
人間を馬鹿にすんな、と。あんたには私たちが猿かなんかに見えてんのか、と。

私は作品と作者を切り離して考えられないタイプの人間ではありますが、それだけではない怒りを覚えた作品でしたね。
つき

つきの感想・評価

-
最悪な世界を観たい人に
なんかない?って聞かれたら
この映画をすすめようと思う。

このレビューはネタバレを含みます

???ツッコミどころ多い🙄
反逆が起こる経緯、分かりやすかった。
人の肉食べるところだけはホント気持ち悪い...
チャングンソクのキャラもまぁほんと最悪。だけど私も父の恩恵を受けるだろうな...
最後息子も...頑張って生き延びたのに...
rayla

raylaの感想・評価

3.6
胸糞は悪いですが、
まぁこういう映画もあるのかな、と。
雑な感じもしたけど、キムギドクらしからぬ豪華な俳優陣だったり、要所要所に気になるポイントがあって、なんとか見切りました。
これがキムギドクの遺作になるとはね。
デニロ

デニロの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『鬼畜大宴会』『セブン』『野火』『軍旗はためく下に』というイヤーな作品を思い起こしてしまった。手塚治虫の「ロストワールド」の植物人間もみじさんの悲劇も。キム・ギドク監督のことだから、キリスト教のことなど何も知らぬのですが、何か元の話があるのだろうとは思うけれど、ラストのタイトルロールでヒロイン藤井美菜の役名がイヴということなので、え、これがエデンの園と言う訳ですか、と思った程度。

オダギリ・ジョーと藤井美菜の新婚夫婦が軍艦クルーズに乗って新婚旅行。乗り合わせたのが国会議員、ヤクザ集団、ヤンキー集団、娼婦集団、恋人カップル等々。国会議員がポケットに手を突っ込んで突っ立っている姿を観て、なんだかあやしい映画だ、と感じ始める。徐々に居心地の悪さを感じ始め、ヤクザ集団とヤンキー集団の安上がりの性欲満足の凌辱合戦が繰り始めるころから物語はなくなる。金のある者は娼婦を買い、金がなくなれば凌辱する。性の狂宴。

果たして局面が変わると性欲から食欲へと変わる。暴力によるヒエラルキーの確立。男の食欲を満たすために自らの肉を差し出す女が、その男の食欲が満たされるや否や次は性欲の対象になる。もはやその狭小さを笑うしかないのだが、果たして自らを振り返ると。

そんな情景をじっと見ている物言わぬ老人は何者でしょうか。『女子―ズ』出身唯一の汚れ役を演じた藤井美菜はエロさ満開。そしてオダギリ・ジョーは何のために出演したのでしょうか。

映画館の外では武漢発のコロナウィルスの目に見えぬ恐怖が忍び寄っていたのだが、本作を観ている間はそんなことをすっかり忘れていた。
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えりみさんが書いた他の作品のレビュー

アンテベラム(2020年製作の映画)

4.1

WOWOW録画
蝶々の学名がタイトルなん?と思たら
「アメリカ南北戦争前」を表す言葉なんやって(ヘェ~
タイトルからしてミスリードを誘ってる
ネタバレ厳禁系映画🚬
いやぁまんまと誘導されてもうたわ
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.3

ドキュメンタリーみいへんので
監督のことはあんまり知らんのやけど
TV放送は無いやろから
劇場鑑賞するつもりやったけど
予想以上の盛況&皆さん観てて吃驚😲
同じ大正時代を描いた
『菊とギロチン』はそう
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白鯨(1956年製作の映画)

3.6

WOWOW録画
1956年の映画
原作小説が書かれたのは、1851年😲
読んだことは無い😓

映画は1841年設定
19世紀
エーハブ船長
想像以上に義足が太くてでかい😲
クジラの顎の骨製らしい😱
3
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リング・ワンダリング(2021年製作の映画)

3.5

笠松将と阿部純子が出てる😍
いうんで劇場公開時気になってはいたけど
間に合わずWOWOW録画
片岡礼子😍も出てると知っていれば
劇場観に行ったのに〜

ニホンオオカミの話かと思いきや
スカイツリーのそ
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.7

新潟県に縁がある人間としては
みておかないと!と思いながら、
劇場スルーしてしまいWOWOW録画
司馬遼太郎の原作未読😓
専心一如
越後長岡藩家老・河井継之助を描くのに
全編標準語っていうのが萎える😑
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.9

WOWOW録画
さかなクンの自叙伝が元ネタとか
原作未読🐡
東京都出身
館山市在住
東京海洋大学客員准教授、名誉博士の
さかなクンの若い頃の話
能年玲奈が違和感なく演じていてスゴかった🐡
母と友達に恵
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