Maririri

騙し絵の牙のMariririのレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
4.0
北海道で大泉洋作品を観る!
我ながら最高な思いつき。
札幌はテレビの民放チャンネルが確か4つしかない。でもゴールデンタイムは入れ代わり立ち代わりTEAM NACSが出てくるから何も問題なし。「北海道の嵐」ってのはなまじ嘘ではなかった時代さえある。なのに街で『探偵はBARにいる』を撮影していた時にADの方に「洋ちゃんどこですか?」と聞いたら隣にいたくらいに静かすぎて気づかなかった。松田龍平を凝視しすぎたからかもしれない。

原作の小説は始めから洋ちゃんを主役にして映像化する前提で書かれており、出版業界と大泉洋を3年取材し書き上がったらしく、原作はないのかと思う仕上がり。人を小馬鹿にしたような風体で何かをやらかす大泉洋が繰り出す数々がリズミカルで面白かった!大泉洋を主役に据えた段階でわたし的には優勝です。
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