香月扨綾

騙し絵の牙の香月扨綾のネタバレレビュー・内容・結末

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

 大手出版社、薫風社の社長の急逝により始まる社内の権力闘争。大泉洋演じる速水が編集長を務める雑誌トリニティも廃刊の危機を迎えるが、それをあの手この手を使って乗り切ろうとする話。
 速水さんがニセの作家を使って本物の作家を見つけ出す等、次々と新しい戦略を思いついていくところが、観ていて飽きなくて、楽しめました。実際の出版社でこんなすごいことが次々起きているわけでは無いんだろうけれど、大好きな本をつくる現場の裏側を垣間見ることができた気がして、楽しめた作品でした。
香月扨綾

香月扨綾