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騙し絵の牙のkamekichi313のレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
3.0
☆老舗出版社を舞台に、派閥争いや野心をもったホワイトカラーの人たちの駆け引きが楽しめる。
☆作品全体は半沢直樹を限りなくマイルドにした感じで、スリリングさが最小限なのは残念。みんな際立ったキャラクター像が見えにくい。
☆俳優の顔ぶれが豪華で見ごたえあり。
☆伏線が分かりやすく、次々と描写されてストレートに回収されていくのは、捻りは少ないが単純明快さがあって良かった。
☆発想の転換で、逆転劇が次々と巻きおこって、どんどん食っていくのは面白い。
☆ラストはあっさり。価格設定がおとぎ話だったり、ぷつりと終わるシーンは、安易な雰囲気だった。
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