大泉洋がハマり役との事で、期待値を上げて鑑賞。
物語は、斜陽の出版業界で跡目争いが勃発し、それに巻き込まれながら巻き込んでいくという内容。
前半はわかりやすいお仕事映画。
作家先生の立ち位置とか、大泉洋の性格なんかを掘り下げるパート。
テンポが良く展開が早いので、飽きる事ない前半。
中盤以降から騙し騙されという部分が出てき始めより一層物語へ引き込まれた。
私も小説は好きなので、出版業界こんな感じなのは嫌だなと思いつつ、現実ってきっともっと酷いんだろうな。
松岡美優の「お前誰だよ」には笑ってしまいました。
なんとなく想像できる展開もありつつ、終盤に関しては予想を少し超えてきた。
今改めて書いてみて、凄い面白いなとは思っているんだけど、あまり心に残っていないと感じてしまいました。
なんでだろう？
騙し騙されというキャッチフレーズは少し大袈裟だし、明確に嫌な奴もいなければ良い奴もいないのは現実感があって良いんだけど逆に言えばそれほど好きになるキャラクターはいなかったかな。
重ねますけど、お話は凄い面白かったし、演出も良かったんです。
決して悪い映画では無いと思う。
でも、なんでかそんなに好きじゃ無い。
とりあえず疑問の答えは皆さんのレビュー読んで探してきます。
