ファミリー☆ウォーズのネのネタバレレビュー・内容・結末

羽田圭介のスクラップ・アンド・ビルドのような内容かと思って見始めたものの、よっぽどこちらの方が法を度外視しており、かつやりたい放題だった。
阪元監督の作品は、そんな展開あるわけないじゃん！ばっかりと見せかけて、ふと差し込まれる日常っぽさで一気にリアリティが増す。そこが何よりも怖い。実際に自分の家の隣で起こっていそうなざらっと感がある。

ほぼ日常で使われるアイテムを使って殺しが行われるので、特に刃物でギリギリやるシーンは痛そうで見ているのが辛かった。爺さんを餅とこんにゃく畑で殺そうとするシーンも然り。
だからと言って銃なら見られるというのも変な話だけれど。