長いなと思いつつも、イ・チャンドンの見せ方が巧みだし映像が美しいので最後まで飽きずに観られた。しかし、ポエトリー → シークレット・サンシャイン → オアシスと観てきた私にとっては、イ・チャンドン作品の中で一番退屈なストーリーだった…物語全体が主人公が書いた小説とも言えちゃう感じがなんとも…
この原作は読んでいないが、春樹作品を読んでいる時に感じる退屈さとちょっと鼻に着く感じがまるっきり同じだったので、きっと原作の雰囲気を忠実に再現しているんだとは思う。
イ・チャンドン監督にはオリジナル脚本で撮って欲しいな。